(ハノイ)Bordering Practice Call Back from Hanoi ポップ&エレクトロニックサウンドin アジア

この度、国際交流基金ベトナム日本文化交流センターでは、ベトナム、日本、フィリピンのアーティストによるエレクトロミュージックシリーズ「Bordering Practice:Call Back from Hanoi-Pop & Electronc Sound in Asia」を3月14-16日にホーチミン市とハノイで開催します。

 

インターネットの普及に伴い、急速に変化する音楽シーン。制作環境の刷新、視聴環境の変化、SNSによるボトムアップなシーンの形成は、インターネットを通じた新たな音楽文化と、国や地域を越えた文化の相互影響を生み出しています。一方、制作や視聴の方法が多様化する反面、資本の流入とサービスの整備により表現の画一化も生まれています。こうした状況は、音楽だけに限らず、いま、様々な表現分野に立ち現われていると言えるでしょう。本プログラムでは、こうしたインターネットの普及以降にある表現と文化の状況に注目し、それぞれの都市にあるローカルなレーベルをつなぎあわせ、新たなシーン(表現が生まれる環境)を形成していく試みです。それぞれのコミュニティの特異性や共通性を見出すために、境界(Border)を意図的に引き、それらを繋ぎ合わせることで、地理を超えたグローバル/ローカルな今日的なシーンを見出していきます。

 

国際交流基金アジアセンターでは、メディアアート交流事業の一環として、アジアにおけるアーティスト同士の協働活動が活性化しているエレクトロミュージックの分野に焦点を当てることにより、クリエイティブ分野を担う次世代の交流を促しています。2019年3月には、ジャカルタにて滞在制作を実施し、日本・フィリピン・インドネシアのアーティストによる協働制作と、ジャカルタ・ホーチミン・ハノイの巡回ツアー「Bordering Practice 2019」を実施します。これまでマニラ、東京にて実施してきた公演を、3都市で展開し、新たな交流を図るとともに、これまでのネットワークをさらに発展させたプラットフォームの形成を目指します。これまでの「交流」「共有」「協働」をさらに広げながら、実際に音楽・映像を「創造」し、発信することを通して、アジアにおける次世代のアーティスト同士の新たな協働モデルをつくり出します。

 

ツアー最終地はハノイです。ハノイの次世代の音楽家やリスナー、東京やマニラを拠点とするミュージシャンとの交流を促進するトークやワークショップ、ショーケースを開催します。新しい文化活動が広がり続けるハノイと、多様な文化が混在し、共鳴しあう東京、マニラとの重なり合いの中から、お互いの共通点や相違点を認識し、それぞれの都市における音楽活動の将来を考えます。

 

ハノイでは、3つのセッションに分かれます:

 

1セッション:315日(金)1930より

2016年から実施されているBordering Practiceプロジェクトの報告会

ミュージシャン、プロデューサーらが、これまでのプロジェクトやASEAN各国における音楽シーンを語ります。

パネリスト:tomad, Jun Yokoyama, similarobjects, Tenkitsune

言語:英語、ベトナム語(英越通訳付き)

入場自由。入場券・事前申込不要ですが、座席は約40席ほどとなります。

 

2回目:316日(土)9:00 – 12:00

ワークショップ

パネリスト:Tenkitsune, Tomggg, similarobjects

原則として専門家を対象とするワークショップです(招待者を中心とします)。

 

3回目:316日(土)14:00 – 19:00

ショーケース(パフォーマンス)

アーティスト:Tenkitsune, TGSN, Monotape, PARKGOLF, Tomggg, Tohji, similarobjects

入場自由。入場券・事前申込不要。

 

会場: 国際交流基金ベトナム日本文化交流センター

27 Quang Trung, Hoàn Kiếm, Hà Nội

 

ホーチミン市におけるパフォーマンスは3月14日(木)19:00よりThe Light House (6階, 104 Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Quận 1)にて。詳しくはThe Lab Saigon まで。

プロフィール


<日本>

tomad (主催者/DJ/Maltine Records主宰1

2005年、当時15歳でインターネットレーベル「Maltine Records」を開始。これまでに170タイトルをリリース。国内外のメディアにて紹介され、ダンスポップミュージックの新しいシーンと、東京の同時代のイメージを象徴する存在として注目される。これまでにマニラや中国、ニューヨークでイベントを開催。海外アーティストの楽曲リリースも多数。2015年には設立10周年を記念し、レーベルの活動をまとめた『Maltine Book』(スイッチパブリッシング)を刊行。

http://maltinerecords.cs8.biz

 

 

2

Tomgggトラックメイカー/音楽プロデューサー

1988年生まれ。国立音楽大学大学院作曲専攻修了。劇的な展開とキラキラした音を駆使し、ものすごく楽しくなる楽曲を得意とする。

SoundCloudと、Maltine Records等のネットレーベルで継続的に楽曲を発表し、2015年には「Butter Sugar Cream」を、2016年には「Art Nature」をCDとオンラインで発表。Ryan HemsworthやSlow Magic等の海外のアーティストとのコラボレーションも多数。歌手のプロデュース、アイドルの楽曲のリミックス、広告の楽曲制作なども手掛け、ジャンルや国を飛び越えた活動を行っている。

http://www.tatsuyafujishiro.com/

 

 

PARKGOLFビートメイカー/音楽プロデューサーUntitled 1

北海道札幌市出身。2012年から音楽キャリアを本格的に開始。2013年にネットレーベル「Maltine Records」からのリリースで注目を集める。2015年にSeiho主宰のDay Tripper Recordsより初アルバム「Par」をリリース。自身初の配信曲「KissMe」はiTunesのエレクトロニックチャートで1位を獲得。以降、tofubeatsや藤井隆らのリミックスを手掛け、DAOKOのメジャーデビュー作ではプロデュースを務めるなど幅広い活動を展開。2017年には2ndアルバム「REO」をリリース。2018年には韓国のラッパー・Jvcki Waiとのコラボレーションシングル「xaradise」をリリース。

https://soundcloud.com/parkgolf

 

 

 

4Tohji (Rapper)

ロンドン生まれ、横浜市郊外で育つ。高校中退後、自分の音楽を録音し始め、世界中のラッパーやプロデューサーとSound Cloudで作品を発表。ヒップホップシーンを超え、東京の若者層に人気がある。音楽制作以外にも、ビデオアーティストとして自身のMVの監督も行う。「EP9.97」はApple MusicのBest of the weekに選ばれたほか、

「Mall Boyz」は多くのオンライン音楽配信サービスでプレイリストに選ばれている。

https://soundcloud.com/11_tohji_11

 

 

 

 

<ベトナム>

Tenkitsune (音楽プロデューサー/DJ)5

ベトナム生まれ、ベトナム育ちの21歳のプロデューサー。FOGPAK, Tiny Waves、 TREKKIE TRAX、 Warner Music Group 等、様々なグループと共同制作を展開する。Sound Cloudを大きく揺るがせたTenkitsuneは、前向きなメロディック・エレクトロニックのミュージックシーンでは、有名人として世界に認知されつつある。”Animal Friends”や”Kittens Express”などのリリースで、世界中のさまざまなレーベルやプロモーションを通じ、何百万回もの再生数を集め、Future Bassプロデューサーの道を開いた。

https://soundcloud.com/tenkitsunemusic

6Monotape (音楽プロデューサー/DJ)

ベトナムエレクトロニックミュージック界一の新人。ハノイ出身の20歳の彼は、SlimV, Nimbia, GETLOOZE, DUYTUAN等ベトナム一のDJやプロデューサーからのサポートを受けている。「FUN」 (Kaskade, BROHUG, Mr. Tape ft. Madge) や 「Like I Do」 (Martin Garrix, David Guetta & Brooks)といったブート盤やリミックス版はdancingastronaut.com, loopcentral.net や XONE Radioなど国内外メディアに取材されている。時代を超えたハウスミュージックのエレガンスさ、現代の未来的で機械的な楽器の工業的な音楽の影響を受け、独特の音を創りだし、ベトナムを代表するエレクトロニックミュージック界の新世代の才能である。

https://soundcloud.com/monotapevn

 

 

 

TGSN (音楽プロデューサー/出演者/CDSL Art Collective)7

すべてはYoutubeでFL Studioについて調べた2016年から始まった。その後、高校同級生・音楽プロデューサーのLe Nam Khanh氏 (aka itsnk)と再会、Ableton Liveを紹介された。数回のセッションを経て、このデジタル・オーディオ・ワークステーションは理想的なソフトだと気づく。FL StudioからAbleton Liveに乗り換え、友達の楽曲の制作をはじめた。2018年、Nân, Ngơ、hairanといったベトナムのアーティストと共同制作を展開、「The Space Between Us」 と 「Lollipop」をリリース。TGSNの音楽は、「ユニーク」と「シンプル」が特徴的な要素である。

https://soundcloud.com/tgsnmusic

 

<Philippines>

8SimilarobjectsサウンドアーティストDJBuwan Buwan Collective主宰)

Jorge Juan B.Wieneke(別名similarobjects)は、フィリピンのマニラ出身のエレクトロニックミュージック教育者・プロデューサー。複数のジャンルや技法を使うポリスタイリズムや、スピリチュアリティ、密教、テクノロジー、ビデオゲーム、アートから影響を受けながら音楽活動を行う。そのサウンドは近代の混沌から遠い自然の泣き声まで変動する。デラサール大学聖ベニルデ校の音楽制作プログラムの教員として教鞭をとる一方、電子音楽の学校「Cosmic Sonic Arts」を開設し、スピリチュアルで瞑想的、内省的な音楽制作のアプローチを追求している。

https://www.similarobjects.xyz/

 

ハノイのプログラムに関するお問い合わせは以下まで:

国際交流基金ベトナム日本文化交流センター

27 Quang Trung, Hoan Kiem, Hanoi, Vietnam

TEL 04-3944-7419         www.jpf.org.vn

@japanfoundation.vietnam

イベントページ: https://www.facebook.com/events/323270421652556/


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